旧コラム

第8回 DREAM CUPの結果報告

7月23・24日 静岡県裾野市 運動公園球場(裾野球場)・トヨタ東富士両球場で「第8回 DREAM CUP」が実施され、我が東京ブルーサンダースは、2年連続3度目の優勝、連覇を達成することができました。



第8回DREAM CUP1

優勝カップと花束を手に

 


初日は交流戦2試合。裾野市議会との開幕戦を前に、チームに漂う緊張感。『One Two Three』のチームスローガンの下、大会連覇を使命とする重圧と向き合う中で、清水助監督と富澤代表の“還暦先発バッテリー”が、魂のウォームアップ。これを見せられた「ふたりよりは若い」選手達は、イヤでも気合が入ります!清水の後を受けたのは“自称ドリームピッチャー”高橋。昨シーズン初頭から自称まで付けて、ドリームカップでの初登板を公言した男の晴れ舞台。その成果を発揮して無失点投球。マウンドの高橋へ「ドリームドリーム!」という、聞き慣れない掛け声もベンチから飛び、開幕戦勝利。ビーグルスとの2戦目も、初登板の河井が先発しました。

 “ブルサンのアニキ”こと宮本が「河井!笑え!」と、ベンチからちょっとドス付きの激励。とにかく笑顔(引きつり気味…)で投げる河井は、捕手小峰のリードにも乗り変幻自在に抑えて、これまた無失点。打線の奮起も呼びコールドで勝利。ただ、攻撃中に終了したため、快勝ムードの中登板予定だったブルペンの田中だけはちょっと不満そう…

 


第8回DREAM CUP2

歓喜の整列

 


2日目が大会本戦なのですが、交流戦での投手陣が作った流れに打線が乗り、初戦の福島アクロス戦では初回から鋭いスイングで大量点を奪いました。少し打席で力みの見られた宮本に、今度はベンチの河井が前日の仕返し!「宮本笑え!」の声にもチームがノリました。3回には三塁打を浴びピンチも招きましたが、鍛えた守備から無失点で守り抜き、勢いに乗って決勝進出しました。

決勝は“ドリームカップのライバル”名古屋ビクトリーと今年も宿命の対決。先攻の我がチームは、ここまで好調の打線を引っ張る『1番キャプテン石垣』のヒットを皮切りにまたも打線がつながりました。サードの守備ではダッシュでゴロを素手で掴んで送球!気迫あふれる華麗なプレー(「軍手で守れ」というベンチの声も!?)で、大会MVPに輝き、前日から準備完了状態の田中も満を持して登板。打者の胸元を突く直球に冴える変化球も織り交ぜてノーヒットノーラン達成!

 


第8回DREAM CUP3

優勝カップの重み

 


東京より遠方ご支援ご声援をいただいた方々に対して、厚く御礼申し上げるとともに、大会の広報・運営にご尽力いただいている、静岡ドリームス以下裾野市近郊の運営スタッフの皆さんに、深く感謝いたします。
次回は、9月3日・4日 関東大会(伊勢崎市あずまスタジアム)です。
大会にむけて、スローガンの元、全員野球をめざします。

記:山形重人

 


試合結果成績
初 日 7/23 交流戦 ○ 8-4 裾野市議会   ○11-1 ビーグルス
2日目 7/24 準決勝 ○22-0 福島アクロス
        決 勝 ○13-0 名古屋ビクトリー