関東甲信越大会のお知らせとドリームカップ報告
長嶋氏のお言葉に込められた 『不屈の魂』 を抱いて戦う・・・
7月30日、31日に静岡県裾野市で開催された『第13回DREAM CUP 身体障害者野球大会』から、1ヵ月も期間を開けない日程ですぐ、今季は『ゼット杯争奪第22回関東甲信越身体障害者野球大会』が8月28日に開催されます。重要な夏の連戦の2戦目になります。
全日本選手権の出場権も懸かる今回の大会は、東京都足立区・平野運動場内野球場にて開催されます。東京開催・そして我が東京ブルーサンダースによる主管開催大会になります。前年度の大会決勝戦に敗れ、全日本選手権大会出場を逃した雪辱を期し、再び悲願の全国制覇へ挑戦するためのスタートとなる大会です。
日頃よりチームを支援して下さる皆さんのご理解・ご協力のもと、障害者野球に取り組むことが出来ることへの感謝の気持ちを持ち、今季の取り組みの成果を発揮すべく精一杯プレーします。そして、今季は東京都開催です。ご都合がおつきの方々におかれましては、是非会場へご来場ご声援いただくと共に、身体障害者野球というものを実際にご覧になり、知って理解していただける機会となれば幸いです。よろしくお願いいたします。
以下詳細です。
ゼット杯争奪第22回関東甲信越身体障害者野球大会 兼 第18回全日本身体障害者野球選手権大会地区代表決定戦
大会日程…8月28日(日) ※予備日 9月3日(土)
大会会場…東京都足立区 平野運動場内野球場
入場は無料です。自由に入退場出来ます。
チーム予定
8:30 開会式
10:50 トーナメントBブロック準決勝 対東京ジャイアンツ、長野佐久レッドスターズの勝者(A球場)
14:00 決勝戦 対トーナメントAブロック勝者(B球場)
(Aブロック出場チーム 群馬アトム 千葉市川ドリームスター 埼玉ウィーズ)
16:00 閉会式
※試合開始時刻は、進行状況によって前後する場合があります。
※準決勝敗戦の場合は、14時からA球場での3位戦に出場となります。
会場へのアクセス
JR常磐線、地下鉄千代田・日比谷線、東武伊勢崎線、つくばエクスプレス線北千住駅下車
JR西口駅前都営バス①乗り場より、北47系統「竹ノ塚駅行き」に乗車 「平野町」バス停下車徒歩5分程度
東武伊勢崎線竹ノ塚駅下車 駅バス停⑥乗り場より、北47系統「北千住駅行き」に乗車 「平野町」バス停下車徒歩5分程度
バスは10~15分に1本程度走っています。
『第13回DREAM CUP 身体障害者野球大会』 出場報告
大会3連覇を目指して出場しましたが、決勝戦で名古屋ビクトリーに敗れ、準優勝となりました。大会での戦いぶりから、関東甲信越大会に向けての課題も見えましたが、新戦力の台頭、怪我や病気からの復活を経た中心選手の活躍など、次の戦いにつながる面も見られました。
≪7月30日 予選リーグ 東京ブルーサンダース11-0龍野和歌山連合≫
ドリームカップは例年、新シーズンにブルーサンダースで新たに身体障害者野球を志すプレイヤーが登場する舞台となります。今回も颯爽と新鋭・市川が登場。スタメンセカンドでデビュー! 初打席は低めのボールを巧打して打点を挙げ、勢いに乗って2打席目は2塁を狙って果敢にスライディング。ルーキーの体を張った活躍に、移動後の早朝ゲームで少し動きの重かった先輩選手も良い刺激を受け、センター財原主将が右中間への当りからダブルプレーを奪い、田中副将がコールドゲームを決めるサヨナラ3ラン、そして前回大会デビューの笠松が、すでに風格を見せながらノーヒットピッチ。投攻守噛み合っての勝利でした。
≪予選リーグ 東京ブルーサンダース8x-6長野佐久レッドスターズ 4回逆転サヨナラ≫
神戸全国大会に続くレッドスターズ戦となったが、相手南久保投手のキレのある速球を打ちあぐね、打線がストライクゾーンにも戸惑ってしまう。0-3で迎えた3回に日暮と小峰の2ランホーマー2本で逆転するが、再逆転を許して迎えた4回ウラ、2アウトからキャプテン財原が直球に負けずにレフトへ打ち返して1点差。そして、再び日暮の1発がセンターの彼方へ、逆転サヨナラホームランとなって飛んで行った。
日暮「狙い球は特にない。センター返しだけを意識して打った。」
その後の活躍も含め“神ってる”とチームにたたえられたが、このシンプルな意識が神秘的な好打を招いたのかも知れない。「関東予選でもう1戦!」と笑顔で握手してくれた佐久の選手達が、再び立ちはだかることも想定しなければならない。
≪7月31日 準決勝 東京ブルーサンダース11-1静岡ドリームス≫
笠松、田中、そして河井。ピッチャーを務める選手達が打って活躍。当然大森も長打で貢献し快勝。
≪決勝戦 東京ブルーサンダース0-12名古屋ビクトリー≫
初回、先頭日暮の3ベースを活かせずに流れを手放す。名古屋へのリベンジは選手権で果たすしかない。
このDREAM CUP大会は、主催の中部東海地区身体障害者野球連盟、静岡ドリームス以下、たくさんの運営スタッフの方々のご尽力で開催されています。そして、多くのご協賛団体の皆さんが、大会に出場している身体障害者野球チームを支援して下さっています。大会の運営に携わる皆さんに対して敬意を表し、深く感謝申し上げます。
Prev.2016年7月[ドリームカップ][関東大会]2016年9月.Next