旧コラム

2023 新シーズンに向けてのご挨拶

東京ブルーサンダースは2023年の新シーズン、チームの体制を新たにしてスタートいたします。

 

2022年7月
3シーズンぶりに公式戦のベンチに戻ってきたブルーサンダース

 

昨2022年シーズンもコロナ禍の状況が続き、チーム活動に制限も伴いましたが、2019年シーズン以来3シーズンぶりに、日本連盟傘下の大会に復帰出場することが出来ました。7月に静岡県で開催された『第19回DREAM CUP大会』ではブロックリーグ戦優勝を達成することができました。そして、『第28回関東甲信越大会』では、8月から9月にかけての不順な天候に悩まされ、開会後の天候不良・雨天グランド整備、日程順延及び会場変更といった不測の事態に遭いながらも、大会出場各チームのご理解及び状況に即した迅速な対応のご協力、そして有志の大会運営スタッフの皆さんによるご尽力もありまして、主管チームとして大会を開催することが出来ました。優勝を目指して試合に臨みましたが、戦績は準優勝でした。



7月のDream Cup
センターへの意識で好打、チームに大量点を呼んだ田中の打撃

 

勝利に向かって投げ下ろす!最終回を抑えた河井とバック

 

一球がもたらす攻防

 

30番の威光と雰囲気
長田監督は新シーズンから監督は退任、代表としてチームを統率します。

 

 

また、関東甲信越連盟の各チームとは、独自開催の交流大会・昨シーズンは群馬県や千葉県での大会にお招き頂き、コロナ禍で不足していた実戦経験を積み、チーム相互にレベルアップと交流親ぼくを深めることもできたシーズンでもありました。

 

昨年8月28日に足立区で開会した関東甲信越大会。
選手宣誓へ走る(田中副主将)

 

昨年8月28日に足立区で開会した関東甲信越大会。
選手宣誓へ走る(田中副主将)

 

開会式からの強い雨が開幕戦の激闘を呼ぶ。
例年競り合う埼玉ウィーズと例年以上の激戦

 

11‐10 サヨナラで勝利 全力でもぎ取った1点1点が勝利を呼んだ。

 

雨中の熱いゲームを冷静にリード(石山)

 

 

そして、これらの成果を得られたことにつながったのは、チーム活動・身体障害者野球へのご理解やご支援が根底にあってのことであると自覚しております。所定の基準を経て、昨シーズンより、チームの『国立リハビリテーションセンターグラウンド』定期使用を許可して頂き、安定した練習環境を再びご提供頂けました。オフィシャルスポンサー『元気屋いくどん赤羽店』様『株式会社ゼンコ―』様からのご協賛、提携女子野球チーム『ゼンコービームス』による練習指導交流に加えまして、『尚美学園大学・スポーツマネジメント学部』在学生の皆さんによるチーム練習活動支援ボランティアご協力、『茨城アストロプラネッツ・車いすソフトボールチーム』との練習相互協力交流といった、障害者スポーツの趣旨に賛同し、普及啓発・発展に向けて共に取り組む方々からのご支援ご協力も頂き、深く感謝いたします。

 

11月27日の2022シーズン最終練習後
当日サポートを頂いた『尚美学園大学スポーツマネジメント学部』『茨城アストロプラネッツ車いすソフトボールチーム』『ゼンコービームス』の皆さんと。ご支援に深く感謝し、新シーズンも取り組みます。

 

 

来たる2023年シーズンも、日頃よりチームを支援して下さる皆さんのご理解・ご協力のもと、障害者野球に取り組むことが出来ることへの感謝の気持ちを持ち、取り組んでまいります。2月26日日曜日より、定期練習の開始を予定しております。コロナ禍における各施設・グランドの使用規定を順守し、感染防止対策を講じて取り組むとともに、チーム一同、事態の終息を心より願っております。新シーズンもよろしくお願いいたします。